熊彦に入社する前は栄養士として働いていました。転職を考えていることを友達に相談したところ、その友達がここで働いていたのが縁で採用されました。
学生の時にアルバイトで接客の仕事をしたことがあり、もう一度やってみたいという気持ちもありました。
縁あっての入社でしたが、実際に働いてみると質の高い接客や普段使わない言葉遣い、着物の着付けなど勉強になることが多く、新鮮な気持ちで働けています。

現在は主に開店・閉店準備やお料理の配膳などの接客のほか、備品・飲料の管理、電話対応などを担当しています。
お昼と夜の営業が終わる直前から並行して片付けをするなど、効率よく仕事を進めているので残業はほとんどありません。
特に意識しているのは周りとの連携です。例えば常連のお客様が食べられないものなどは事前に板場に伝えて、提供する料理を変えたりしています。板場からはお客様が見えないので、できる限り雰囲気などを伝えるようにしていますね。

当店のホールは女性が多く、和気あいあいとしているので分からないことはすぐに聞きやすいと思います。また高級店ですので雰囲気も落ち着いていますね。
スタッフだけでなくお客様も気さくに話しかけてくださる方が多いです。生け花を見て「この花は何？」と質問をいただいたり、着物のことなども聞いてくれます。そこからお話が弾むことも多いです。
日本文化について勉強をする必要はありますが、ご質問にお答えして喜んでいただいたときなど、お客様の笑顔を直接見られたときはやりがいを感じます。

お客様に常に目を配り、先回りして対応することが大事な仕事だと思います。食事のおいしさは料理だけでなく接客や空間づくりによっても変わると思います。お客様にいい時間だったと思っていただけるように、さらに質の高い接客ができるようになりたいですね。
また、気持ちよく仕事をするためというのももちろんですが、お客様に喜んでいただくためにはチームワークが大切だと思います。スタッフ同士のコミュニケーションもより一層大切にしていきたいです。

質の高い接客を学びたい方や、京料理の老舗で日本文化を学びたい方にはぴったりの職場だと思います。また、当店はホテル内にあるので海外の方も来られます。英語を活かして働きたい方も、スキルを活かせると思います。
シフト制なので早番・遅番があり大変なこともありますが、例えば早番だと夜の時間を作りやすいのでプライベートを充実させたい方にもいいと思います。
スキルアップしながらプライベートを充実できるので、メリハリをつけて働けると思いますよ。